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2021年1月

2021年1月29日 (金)

田舎ネタ

昨日は僕も参加してる「NPO法人 森林楽校・森んこ」ミーティングでした。

福井県から以前よりお世話になってるアドバイザーの方がみえて、NPOの現状や今後についてアドバイスいただきました。

今はチャイナウィルスのせいで動けないんで、今後の計画をいろいろと練ってるところです。

Oisako20210128_1

あ、森んこについては右のリンクから飛んでみてください→→→

「NPO法人 森林楽校・森んこ」と、現在力を入れている「OISAKO夢充集楽プロジェクト」の二つのサイトをリンクしてます。日々の活動については「OISAKO〜」の方をご覧ください。

「夢充集楽」の元は「無住集落」です(笑)

おおい町名田庄納田終の「老左近(おいさこ)」という、誰も住まなくなった集落跡地を借り受けて活動してます。誰も住まない集落から「夢を充たす、人が集って楽しむ場」という意味で「夢充集楽」としています。

今やってるのはビオトープ造り。その中の「ダ・ヴィンチの橋」が今日の福井新聞に載りました。

Da_vinci_bridge

ビオトープの途中経過はこんな感じ。春になって草が生えて、虫やカエルなんかが賑わってくるんでしょうな〜。楽しみ。

Oisako20210129_2

ここは元々家があったんですが、それもなくなり、残骸が残ってました。それに台風の影響かなんかで地下水脈が変わったみたいで、敷地に水が湧き出してえらい湿地になってたんです。

「ん?これ使えるんちゃうん!」ということで整理してビオトープに変身中。箱庭みたいで楽しいですわ。

リーフレットも貼っとこうかね。

Oisako_leaf20210129

そして完成予想イラストも。

Oisako_map_20210129

「100年続く里山」を目指してやってますわ、ワッハッハ!

「死んどるっちゅうねん!」

・・・失礼しました。そのぐらいのつもりでやってます(^^;)

“コミュニティーハウスよざえもん”で、よざえもんカフェもやってます。

コロナのせいで春まで休業ですが・ぜひお越し下さい。

「野鹿バーガー」が美味いのよ。鹿肉をカツにしてカレー風味のソースでガブリ!の大満足。お試しあれ。

ちなみに場所は「道の駅 名田庄」から車で約4分、野鹿の滝への道中です。

Googleマップにも載ってたな。あったかくなったらお越し下さい。

さて、今日は旧暦師走の十七日。満月ですな。

冬の季節はあと2週間ほど、フキノトウが待ち遠しいですわ。好物なんで。

チャイナウィルスのせいで予定がダダ狂いですが、春に向けてがんばりましょう。

2021年1月25日 (月)

昔あそび

一昨日の23日土曜日、地元おおい町の本郷公民館で「文化少年団」の活動に参加してきました。

今回は「旧暦正月となつかしの遊び体験」ということで、NPO法人 森んこのメンバーとして講師(笑)してきました。自己紹介のあと、旧暦と旧暦のお正月について簡単にお話し。

今年の旧暦元日は2月12日やで」とか

今のカレンダーと旧暦のカレンダーは大体1ヶ月ぐらいずれます」みたいな話。

想像つくと思いますけど、みんなの頭の上は「???」状態。ワッハッハ。

ま、また旧暦講座とか勉強会やるんで興味あったらきてみてね(^^)。

そのあと昔のあそび。

Bunka_1

凧を作ったんですよ。

自分の好きな絵を描いてな〜っていうたらタコタコ焼き描いた子がおったな…。正直でよろしい。

Bunka_2

Bunka_3

福笑いとか、懐かしいなー。

生憎の雨で凧揚げは出来んかったけど、みんな嬉しそうに公民館の広い部屋で練習してました。

あとオリジナルカラーのコマでコマ回し。面白かったですわ。

では、前回言うてた「季節」の話。

今のカレンダーでは3・4・5月6・7・8月9・10・11月12・1・2月、みたいな感覚ですわね。

旧暦では1・2・3月4・5・6月7・8・9月10・11・12月となります。

で、旧暦の方が今のカレンダーより大体1ヶ月ほど後ろへズレます。

そうすると旧暦の元日が新暦の2月に入ってきて、例えば2月の半ばごろならなんとなく春めいてくる感じですわな。

年賀状に「新春」とか「初春」などと書くのは、この旧暦の名残りです。

今のお正月は冬の最中で全然春らしくないのは皆さんご存知の通り。

今年の春は、旧暦カレンダーを見てみましょう。

Kyureki_calendar2021_3

以前にも書きましたが、旧暦の元日が新暦の2月12日になるのでこのころからですね。

この辺りから春めいてくると思います。

実際に春らしくなるのは旧暦の「中春」である二月(如月)に入る新暦3月13日あたりからでしょう。昨年と比べると春の入りは遅れる予想。

今年は季節が後ろ倒し気味で進んでいくので、夏の入りもちょっと遅れるかな。

そうそう、旧暦の五月(皐月)が梅雨の時期になるので、新暦と照らし合わせるとその年の梅雨の傾向が分かりますよ。

昨年は「閏年」で四月が2回あり、よって五月が後ろへズレ込んだので7月後半までグズグズとした天気でしたね。

今年の旧暦五月新暦の6月10日から7月9日まで。去年よりはグズつかない予想です。多分(笑)

今のカレンダーは1年365日、旧暦は1年354日、なので新暦と旧暦では年間11日ずつずれていきます。季節も同様にずれていきます。

旧暦は季節に合わせて作られたカレンダーなので、旧暦を見ていれば季節を先読みできます。

思い出しました。

去年は夏が長くて秋以降が後ろへズレ込んだ。

多分そのせいでしょうか、いつもはお彼岸に咲く彼岸花が

「いつまで咲いとんねん」状態になってましたな。

自然は正直。

2021年1月21日 (木)

旧暦カレンダー

唐突ですが、「旧暦カレンダー」というものがありまして、僕はデザイン屋なのでその制作を10年以上担当させていただいてます。

そのおかげで旧暦を楽しんで使う状況になったんですけどね。

これは「森林楽校・森んこ」というNPO法人で活動していく中で、縁があってお世話になってます。発行は(一社)南太平洋協会という太平洋島嶼国との交流やボランティア活動をしている団体で、旧暦の普及にも尽力しておられます。

詳細はこちらへ→http://www.aspa-osaka.com/

経緯はまたおいおいね。

このカレンダーは旧暦(太陰太陽暦)をベースにしたカレンダーで、今のカレンダーとは見た目が違います。

の各季節が季節ごとに1ぺーじに収まり、自分が今、季節のどのあたりにいるのかがひと目でわかります。

こんな感じ。表紙と、

Kyureki_calendar2021_1_2

春のページ。

Kyureki_calendar2021_3

では前回言うてた「閏(うるう)年」の話。

「閏年は1ヶ月増える」ってなんじゃそりゃ?ってなるんで、その辺はあとに置いといて、「どう便利やねん、どう言う風に見るんや?」と言うところを。

今回の冬が大雪になって、それが前から分かってたのはなんでや?というのは昨年が閏年で、四月が「閏月」になってもう一回「閏四月」として繰り返された。

旧暦では四、五、六月が夏の季節なんで昨年は夏が長かった。こんな風に。

Kyureki_calendar2020_4

上記の春のページと比べていただくと、夏が1ヶ月増えてます。

こんな年は大体次の冬が大雪傾向になると思ってください。

2017〜2018年の冬も同じような大雪になりましたが、2017年が閏年で五月に閏が入り、やっぱり夏が長くなってたんです。

ちなみに次は2023年は旧暦二月に閏が入り春が長くなります。1年が13ヶ月になるんですね。

なので2023〜2024年の冬は大雪傾向と予想できます。

閏年は1ヶ月増えるので、閏月からあとの季節が後ろへずれ込みます。

こんな年は雪傾向で寒い冬になっちゃいます。

なんでかっていうのはチンプンカンプンになるので、また改めてまとめますわ。

そうそう、旧暦では一・二・三月が、四・五・六月が、七・八・九月が、十・十一・十二月がの季節になります。

今のカレンダーだと12・1・2月が冬、3・4・5月が春みたいな感じですわな。

今のカレンダーと旧暦ではだいたい1ヶ月ぐらい旧暦が遅れるんで、季節感は旧暦の方がピッタリくるんですわ。その話はまた次回。

なんかまだブログに慣れんな…。ま、これもおいおいね。

2021年1月18日 (月)

はじめます(笑)

さて、以前から開設しようかなーと思っていたブログのスタートです。

10年以上前から「旧暦」を使い始めて、すごく便利なことを実感してます。

今、僕たちが使っているカレンダー、「新暦」と呼びますが、我国でおよそ1300年にわたって使われてきた「暦」に対して新しいから「新暦」と言われているだけです。

今のカレンダーと旧暦はそもそも作りが違います。別物です。

今のカレンダーは「太陽暦」で太陽の運行を基準に組まれています。

そして旧暦は「太陰太陽暦」であり、月の運行を基準に太陽も考慮に入れた作りになっています。

なので今のカレンダーの感覚で「旧暦」を見るとチンプンカンプン(笑)

入り口からつまづいちゃうわけです。

今のカレンダーは昔に気候の温暖な地中海地方で作られた「グレゴリオ暦」なので、あんまり四季のことなんざ考えてないんですわ。

四季がハッキリした日本では、今のカレンダーでは季節がチンプンカンプン。

今年の春は寒いだの、冬なのに雪が降らん!とかいうことになるんです。

でも旧暦を使ってると季節の移り変わりはきちんとわかります。

ちなみに前回の冬(2019〜2020年)に雪がなく暖冬だったのも、今回の冬(2020〜2021年)が大雪傾向なのも前からわかってました。便利でしょ。

次の大雪傾向は2023〜2024年の冬になると思います。

なんでかって?

これは旧暦の閏年が関係してます。

旧暦の「閏年」は2年もしくは3年に1回、1年が13ヶ月になります。

今のカレンダーだと4年に1回2月が1日増えるだけですよね。

旧暦は閏の場合「閏月」といって1ヶ月増えるんです。

この辺りを見ても作りが違うことがわかります。

そろそろチンプンカンプンになってきましたか?(笑)

あまり難しいことは後にして、ザックリとユーザーの観点からツラツラと旧暦を紹介していきたいと思ってます。

お日様(太陽)はもちろんですが、僕たちの地球のすぐお隣にある「月」の影響を受けないわけがないんで、月を基準にしたほうが合理的、自然だと感じてます。

今回の冬は今のカレンダーの2月11日まで、今年の春は旧暦元日である2月12日からですが、実際には旧暦2月(如月)に入る3月13日ごろから春らしくなると思います。意識してみてください。

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